名球会入り、現役で最も近い選手は?ギリ届かなそうな選手、30歳で射程圏内の選手とは?
う~ん、ギリギリ届かないかな、と言う選手は?
セーブ記録で続くのが、225セーブの阪神・藤川球児。こちらも抑えの座を任されることがあれば来季中にも手が届きそうだが、現在は中継ぎでの起用が定着。今季2セーブ、日本復帰後の3シーズンで計5セーブとペースが急落しており、現役の間での達成も簡単ではなさそうだ。
勝利数ではともに日米通算となるが、中日・松坂大輔と、マリナーズからFAの岩隈久志が、170勝で並んでトップに立つ。
ただ松坂は今季6勝、来季39歳となる年齢面からも残り30勝の壁は高く険しい。日本球界復帰の可能性があり、所属先が未定の岩隈も、今季は右肩手術の影響で未勝利。両者とも1年1年が勝負となってくる。
30歳になったばかりの猛追男
一気に追い抜く勢いなのが、日米通算163勝のヤンキース・田中将大だ。まだ30歳になったばかりと若く、09年から10年連続2桁勝利中。大きな故障がない限り、名球会入りへ突き進むと見られる。
打者はここ数年2000安打達成ラッシュだったが、来季は一息つきそう。通算記録は到達に迫る順から巨人・中島宏之の1759安打、西武・栗山巧の1722安打と続く。
もっとも2人ともペースは落ち気味。3番手に巨人・坂本勇人が1711安打でつけており、来季中にも前2人を抜き去る可能性は高い。こちらも田中と同学年で、名球会入りが確実視される。
新たな入会資格が定まれば、即入会濃厚な上原ら隠れた候補者もいる。トッププロ野球選手の中でも、限られたごく一部しかたどり着けない領域。次に栄光のブレザーに袖を通すのは、果たして。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]