W杯イヤー!ラグビー・松島幸太朗の「青写真」
ラグビー日本代表の松島幸太朗。その類まれなる身体能力は日本代表チームの武器で、日本で開催される2019年ラグビーワールドカップの主役になる事は間違いない。
新年企画として2018年の振り返りと自国開催である2019年W杯での目標である「決勝トーナメント出場」を果たすためには何がチームとして必要になって来るのか、意気込みを聞いた。
2018シーズンを振り返って 「ケガをプラスに変えて」
「いろんな意味で苦しんだシーズンでした。サントリーでも苦しい戦いが続き、最後結果としては決勝で負けてしまい、『勝ち続ける難しさ』を感じたシーズンでした」と2018年を振り返った。
チームとしても選手としても苦難の日々が続いた2018シーズン。松島は10月にはハムストリングの肉離れで戦線を離れた。
「最近は年間通してずっとラグビーをしている時間が多いので、逆に怪我した期間を体や心のコンディションを整えるための時間にあてられました。体づくりをじっくりできる時間になったので、そこは切り替えっていう部分では凄く良かったと思っています。全身をバランスよくトレーニングできました。メンタル面では、急いでチームに戻らないといけないという気持ちもありましたが、急いでも良い結果が出るとは限らないのでそこは焦らずに、『こうなってしまったから仕方ない』、『その中でやれる事をやろう』と思って生活していました」
サントリー、サンウルブズ、そして日本代表と3チームで活動。近年は「オフ」と言える期間が…、あまり無い。そうした環境の中でも、しっかりと現実を受け入れ、心身ともにリフレッシュできたと語った。