営業や会議、交渉の場でも必ず役立つ話し方「右肩上がりの言葉数」とは?
[文:桑名涼子オフィシャルサイト|司会者|トーク診断士|タレント(http://ryoko-kuwana.net)]
あなたはよくしゃべる方ですか、それとも口数が少ないほうですか?
よくしゃべる人はいつもよくしゃべり、あまりしゃべらない人はいつもあまりしゃべらず、ほとんどの場合、パターン化されているんですね。
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しゃべっているほうが楽しいか、聞いているほうが楽か。
多くの場合、二分化されています。
ですが、どちらのタイプの方も無理をすることなく、いつどんな場でも、好感を持たれるしゃべり方があります。
それが「右肩上がりの言葉数」です。
今日は、この『しゃべり方』をご紹介しましょう。
人が誰かと話をして「楽しかった」と感じるのは、自分自身が興味のあることを自分がしゃべったときです。
「自分自身が興味のあること」を「自分がしゃべったとき」というところがポイントです。
逆に人との会話で「つまらない」と感じるのは、「興味のない話を延々と聞かされる」ときです。
そんなこと誰もが当たり前だと思っているのに、「相手が自分の話に興味がない」ということにまったく気づかず、延々としゃべっている人は結構いるものです。
会話をしていて「あーあ、早く終わらないかな」なんて思われているのは、寂しいもの。
でも、大丈夫。
「右肩上がりの言葉数」をマスターすれば、絶対にそんなふうには思われないどころか、ファンが増えていきます。
まずは「相手が興味のあること」「相手が得意なこと」を引き出し、最初は、聞き役に徹して、口数少なくじっくりと相手の話を聞きます。
「相手が興味のあること」を「相手にしゃべってもらう」
ただ、それだけです。
自分が興味のあることですから、当然、相手は話していていることが楽しく、いい気分になります。