急な脚の激痛に気をつけろ!こむら返りの対処法

タグ: , 2020/1/21

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 寝ている時や運動中に突然襲ってくる激痛、それが「こむら返り」です。つまり脚をつった状態のことです。脚をつったことがない人などいるのでしょうか?誰でも一度は脚をつったことがあるでしょう。

こむら返りについて知り、いざという時に適切な対処が出来るようにしておきましょう。





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こむら返りとは


 こむら返りとは、ふくらはぎにある腓腹筋が痙攣を起こした状態のことで、医学用語では「有痛性筋痙攣」と言います。

こむら返りのメカニズム
筋肉はアクチンフィラメントとミオシンフィラメントという2つの繊維からなり、この繊維の収縮にはカルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウムといったイオンが必要になります。睡眠中や運動時など大量に汗をかくと、汗と一緒にこれらのイオンが排出されてしまい、筋繊維の収縮が上手く出来なくなってきます。さらに冷えなどが加わると血行が悪くなり、筋肉の反応性も下がるので、余計に状態は悪くなります。

そんな時に寝返りなど、筋肉に刺激が加わると筋繊維の細胞が過剰な反応を示し、収縮したまま伸びなくなってしまいます。

これが「こむら返り」の状態です。ちなみに筋肉をつるのは何もふくらはぎだけではありません。筋肉であれば全身どこでもつることはあるので注意しましょう。

どんな人がなりやすいのか
多いのは中高年の方です。その理由は、若い頃と比べ運動量が減っていると当然筋肉量も減っていきます。すると血行不良を起こしやすく体内の老廃物を排出するにもうまくいかなくなる人が多いのです。これがスムーズな筋収縮を阻害してしまう事から、中高年の方々は意識的に適度な運動を行い、筋肉を健康で使える状態にしておいた方が良いでしょう。

他にも、妊娠中の人や立ち仕事で脚の筋肉に疲労が溜まっている人も多いです。もちろん激しい運動で大量に汗をかいた後は誰でもなりやすくなるので気を付えましょう。

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