ネガティブな思考は止められない!?最善の対応策は「○○」すること

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考えるだけで分泌されるストレスホルモン

しかしながら、そのおかげで人類はここまで発展して来たのだ。ただ、生存のために身につけた能力が、今では自分のまわりのよいコトよりもこれから起こるかもしれないよくないコトにばかり目を向ける思考のクセになってしまい、逆に人間の生存を脅かす原因になってしまっているという何とも皮肉な状況を招いている。

そのような不安や恐れの中で生きていると、当然ストレスがかかった状態になる。すると体内では自動プログラムとでも言うべきホルモンを分泌し、ストレスに対処しようとする。いわゆるストレスホルモンの代表格がアドレナリンとコルチゾールだ。それらのホルモンが出続ける状態であればカラダにはいろんな悪い影響が起こり得る。高血圧・高血糖・老化・疲労などに始まりさまざまな病気が引き起こされるリスクが高まるのだ。

ただ、基本的にはこれらのストレスホルモンは分泌されても数分内には体内で分解され消えて無くなる。ストレス自体がなくなればもちろん分解されるので何も心配はない。

しかし、それらが長期間に渡り出続けてしまうのは何が作用するのかと言うと、それこそが「思考」であり、勝手に止まるところを知らず浮かんで来るネガティブな思考によりコルチゾールが作られてしまうのだ。

そして、カラダはそれが現実にある脅威なのか、心理的な脅威なのかの区別がつかないので、ネガティブな思考が繰り返されるとドンドン肉体は蝕まれていくことになるのだ。

最善の対応策、それは「呼吸」

では、どう対処するのか?いわゆるポジティブ思考になりましょう!なんて言ったところですぐに切り替えられるならとっくにやってます!って感じではないだろうか?そもそも繰り返すが、ネガティブ思考は止められないのだ。それは無意識に湧き起こって来るのだから。じゃあ打つ手はないのか?

もちろん、そんなことはない!例えば、「運動」なんていうのは教科書的に理想の対策だ。運動と言ってもハードなものではなく、もっと気軽な運動で十分なので履き違えないで欲しい。

ただ、現代人はその気軽な運動すらしない人、したくない人も多いのは長年トレーナーという仕事をして来たので嫌というほど知っている。そんな人のために私が日々お伝えしているのが「呼吸」である。

ここで呼吸と聞くと、ちょっと詳しい人、知ってる人にはまたあれか?と想像する方もいるであろう。そう!人間が本来すべき「よい呼吸」を持って深呼吸を何回かでもすれば見事にコルチゾール値は下がることが証明されている。だが、残念なことにこの呼吸すらお教えしても続かない方もいるのが残念だが事実。なので、今日はもう一歩突っ込んでお伝えしよう!

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