新人が職場に慣れた、と思ったら辞めた…なぜ最近の若者は突然辞めるのか?
[記事提供:ツナグ働き方研究所(https://tsuna-ken.com/)]

新人が職場に慣れた、と思ったら辞めた…
令和という新元号の発表から、はや数ヶ月。
学生アルバイトの卒業で、4月に新人がやってきたアルバイトの職場では、ちょっとした慣れの空気感が漂っているのではないでしょうか。
職場が落ち着きを見せ、オペレーションがうまく回りはじめ店長さんもホッと一息。かと思いきや、今までがむしゃらに仕事を吸収してきた新人たちに余裕が生まれると、回りが見えるようになり、それが不満の芽になることもしばしば。
「すみません、来月いっぱいで辞めようと思います」
「え?マジで言ってる?」
やっと仕事も覚えてきた。これから戦力として楽しみだ。そう思い始めた頃、職場の若者から、突然の離職を切り出される。ただでさえ人手が足りないのに、どうすりゃいいんだ……。
こういう話をよく聞きます。
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最近の若者はコワレモノすぎて、どう扱えばいいのか…
また、大手企業なんかだと、新人研修が終わり、いよいよ現場配属がはじまる季節でもあります。そんな中で、自分の職場に新卒社員が配属されてくることに戦々恐々としている管理職も少なくありません。
パワハラ、メンタルヘルス、ブラック企業、ブラックバイト…。
こういった言葉がニュースを賑わせる昨今、いつ自分が当事者になるかわかりません。そのリスクを回避するためにも、腫れものに触るように若者と相対せざるをえません。まるで宅配便の「コワレモノ」状態です。
戦力として期待していた人材が急にいなくなると、単純に自分の仕事がきつくなってしまいますし、「もしかして自分のせいなのかも」と思うと、心理的な負担にもなるでしょう。若者がなぜ不満をためるのか、どうすればやる気になってくれるのか。そんな心の中が見えずに悶としていては、ストレスがたまる一方です。