給料アップも目標達成も。仕事の難題へ挑む時の感情コントロール法とは ~感情コンサルが語るちょっとした感情コントロールのコツ②~
高い目標を提示された時、そんなの無理、できるはずがない、なんでそんな無理難題…と、不満や不安でいっぱいになること、ありますよね。文句を言っても「やるしかない」現実をどう受け止め行動するかで、成果には大きな差が出ると言えます。
ココカラネクストでは、経営者や会社員・主婦など多様な人の心を開く相談相手、感情コンサルメソッドの開発者である押野満里子氏に、高い目標を達成する時の感情コントロール法を聞きました。
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ハッピーな感情をのせれば、ゴールが近づいてくる
Q:目標を達成するために、部下にはどんな言葉を伝えるのがよいのでしょうか。
「部下に対して、1億を目指せ!という数字だけを伝えても、そんなの無理…といったマイナス感情が強くなります。でも、達成したらきっと嬉しいだろうな、みんなで喜べるだろうな。給料もアップするかもしれないなど『ハッピーな感情』をのせて目標を伝えてみてください。この時『無理だと思うな!』とマイナス感情を否定するのではなく、『そうだよね、難しいようね』と受け止めたうえで、『でもね…』とハッピーな感情をプラスするのがポイントです。片方の感情を打ち消そうとすると、そこにまた別のものが湧き出てきてしまうので、一度、肯定をしてから、達成後のハッピーな状態を想像できるように、伝えてみてください。」
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