受験ストレスによるうつ病から子供を守るために・・・!

タグ: , , 2020/12/20

最近増えている受験ストレスや受験うつ

■思春期と間違えやすい受験うつ
受験を機に中高生がうつ病になるケースは珍しくありません。子ども達に大きなプレッシャーを与える受験はうつ病の引き金になりやすくなります。特に繊細なお子様だと負担を抱えきれず、メンタルが弱ってしまうという事はよくあります。

また、不眠あるいは過眠が長く続くと、大人のうつ病と似たうつ症状が見られるようになります。心と身体の変化に戸惑う思春期の時期は気持ちが沈んでしまい、親と話したがらなかったり避けたりする子供が多いので、うつ病になりかけていても、ただの反抗期だと解釈してしまうご両親もいて放置されてしまうケースもあります。

うつ病になると悲しみやいらだちが勝ってしまい、いつもなら楽しんでできるゲームや遊びにも関心を示さなくなります。そんな時にこそ「あれ?最近何かちょっと様子がおかしい」と、変化に気付いてあげることが大切です。

■お子様の変化に敏感に
お子様が死に関する事を常に考えているようであれば即座に専門医に受診させるようにしましょう。また、いつもとは異なるネガティブな発言が増えてきた時も気にかけてあげるといいでしょう。それはお子様からのSOSかもしれません。

お子様が受験でうつになってしまった場合、うつ病の程度によっては薬物療法や精神療法を取り入れる事によって改善を図る事ができます。しかし、10代など未成年のお子様の場合、最初に精神療法を行い、必要な時に薬物療法を取り入れるのが主流です。

■うつ病予防に努める
日頃から、うつ病予防を努めることも大切です。普段からお子様の様子を気にかけ、コミュニケーションをとるようにしましょう。この年代のお子さんたちは、ちょうど思春期でもあり、コミュニケーションを避けたがることもあるので難しい時期です。しかし、怒ったり諦めたりするのではなく、お子様が自分の事について話し始めたら、批判したり親の価値観を押し付けたりせず、いつでも穏やかに話を聞いてあげられるという受け入れの姿勢があるといいでしょう。

見逃さないで!受験うつの症状

受験によって生じるストレスは必ずしも悪いものばかりというわけではありません。適度なプレッシャーが良い意味の緊張をもたらし、それが集中力となり、さらに努力する気になったり合格に結びついたりする事もあります。しかしその一方で、大きすぎるストレスは記憶の中枢を司る「海馬」にダメージを与え、能力低下につながるリスクもあります。この場合は悪性ストレスなので放置していてはいけません。受験に成功するためにも、できるだけ悪性のストレスの少ない環境でお子様を学ばせてあげる事が大事です。

受験勉強中のストレスはつきものです。しかしそのストレスを甘く見ていてはいけません。まずはお子様のストレスに気づいてあげる事が合格への近道です。それに合わせてお子様に合った勉強法を考えてあげ、その時々の脳機能に合った勉強の進め方をしていくといいでしょう。

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