不妊治療で悩んでいる人へ鍼灸治療専門医が語る体験談「病院に頼っていればいいと思っていたけど・・・」
伝えたいこととしては、不妊治療というと先の見えないゴールといわれるように様々な方法を試す方も多いかもしれません。ただあくまで個人的意見ながら、選択肢の一つとして漢方や鍼、ビタミン療法を取り入れながら、うまく活用して欲しいなということです。
不妊治療を受けている方は、どうしても西洋医学に頼ってしまい、専門のクリニックに通っている方も多いと思います。
ただ、私が今回お話させていただいた漢方や鍼、ビタミン療法はエビデンスもありますし生殖機能や胎児の成長を高める効果もあるのでとても大切なことです。
また、実際に私は漢方を毎日飲んだことにより、AMHの数値を変えることができました。AMHとは抗ミュラー管ホルモンといわれるもので、卵巣に卵子がどれだけあるかを測るものとなっています。
当時37歳の時は年齢相応のAMH値しかなかったのですが、漢方を服薬した効果もあってか5.79という30歳未満の数値まで変えることができました。
あくまで私の個人的体験となりますが、体外受精には体外受精には卵子の採卵が必要ですが、それが取れなくて悩んでいる方もいるかと思います。
是非そんな方たちへ向けて私の体験が少しでも役に立てば嬉しいなと思っています。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)
大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。
千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。