状況に合わせた統合的カウンセリングとは
[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(https://www.heartc.com/)]
カウンセリングに来られるクライアントさんの状況はさまざまです。
危機的な状態にある方、不調だけれどもそれなりに安定している方、不調を脱して回復期にある方、さらには、精神的には全く健康で、自分の目標をどのように達成していったらよいかといった相談で来られる方もいます。
・合わせて読みたい→
あなたは大丈夫?パワハラ被害の会話パターン3つ(https://cocokara-next.com/stress/conversation-of-power-harassment-damage/)
また、クライアントさんの個性も、家族構成も、とりまく環境も、それぞれ異なります。そうした多用なクライアントさんたちに対し、たったひとつの理論なり技法なりで対応するには、無理があります。
「○○療法で、PTSDからたちどころに回復」などという話を聞くときがありますが、別のクライアントさんに、その○○療法が通用するとは限りませんし、逆に苦痛を与えることすらあります。また、○○療法以外の手法でも同じような結果が出ただろうと言うことは、十分に考えられます。
従来は、△△派のナントカ技法に特化したカウンセラーが多かったのですが、近年では、クライアントさんの状況に合わせ、いくつかの理論やカウンセリング技法を組み合わせて、アプローチをしていく統合的なカウンセリングを行うカウンセラーが増えてきました。そうでないと多様なクライアントさんの状況に対応しきれないからです。
向後善之(ハートコンシェルジュ・カウンセラー)
[記事提供:カウンセリングのハートコンシェルジュ(https://www.heartc.com/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。