市場で働くことは「罰ゲーム」なのか・・・渡部建の豊洲バイトに現場からブーイングの声
「復帰」の舞台はあまりに意外な場所でした。
豊洲市場でバイト-。
活動自粛中のアンジャッシュ渡部建さんが、「東京の台所」にある大手仲卸業者で深夜から早朝にかけて働いているという報道が週刊誌やスポーツ紙、ワイドショーで流れると、世間の関心事になりました。
スポーツ紙の芸能デスクが解説します。
「渡部さんは例の騒動前から多趣味で、それをうまくビジネスにつなげる才覚を持っていましたが、中でも2本柱はグルメと高校野球。ともに『現場主義』を貫き、自ら足を運ぶ熱心さと、それをうまく仕事に結びつける話術やセンスが光っていた。今回も仲卸業者の社長さんからのすすめで働き始めたとの話ですが、すぐに報道されたということから、『好感度アップのために自らリークしたのでは?』と邪推する声も出ています(笑)」
SNS上では「必死に頑張ろうとするのはいいこと」「真面目に更正しようとしてるんだから、叩かなくてもよいのでは」との声も上がっていますが、無視できないのはこのような声です。
「市場で働く者としては、我々の職場を『罰ゲームの舞台』のように汚すのは、やめていただきたい」-。
報道によれば、渡部さんの勤務は週に1度。深夜0時から午前8時までとされています。しかし、ほとんどの労働者は週5でシフトに入り、冬場は凍てつく寒さの中で決して楽とは言えない仕事に体を張っています。ハードでタフな仕事であっても、誇りを持って取り組む人々からすれば、「週1」なんて「ゴッコ」にしか映らないのも当然です。