ストレスに打ち克つパワー・ポーズとは
心とボディランゲージは双方向
パワフルな人とパワレスな人には、ホルモンの分泌に違いがあるそうです。具体的には、男性ホルモンであるテストステロンと、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌量の違いがあり、パワフルなリーダーは、テストステロンが多くコルチゾールは少ないのだかとか。
実際に、表面的にパワー・ポーズをすることで心はどうなるのかの実験があります。
被験者に、力強いハイ・パワー・ポーズか力の弱いロー・パワー・ポーズのどちらかを2分間してもらい、その後ストレスを感じる試験を受けて、唾液に含まれるホルモン分泌の変化を見ました。すると、ハイ・パワー・ポーズのグループはテストステロンが増加しコルチゾールが減少していたのに対し、ロー・パワー・ポーズのグループはテストステロンが減少し、コルチゾールが増加していました。
つまり、ハイ・パワー・ポーズによって、ストレスに強く、パワフルな気持ちになっていたのです。
自信が出るまでふりをし続けなさい
提唱者はこういいます。
「Fake it until you become it!」 (自信が本物になるまでふりをしなさい)
ふりをしてやり過ごすのではなく、自信を持てる自分になるまでふりをし続けなさいというメッセージです。
たった数分のポーズでパワフルな自分に生まれ変われるとしたら、素晴らしい習慣ではないでしょうか。
【参考文献】
エイミー・カディ(2016)『〈パワーポーズ〉が最高の自分を創る』 ハヤカワ書房(参照 2019-04-23)
「文:けんこうフィットNEWS 」
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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