中日「お前」問題、高校野球の定番応援歌にも影響するのか?
なぜシーズン真っ只中に?
そもそも、タイミングが悪い。なぜシーズン真っ最中に応援自粛をしなければならなかったのか。フジテレビ系のトークバラエティー番組「バイキング」によると、応援団サイドの話として「球団から打診があったのは約1カ月前。要望を受け、歌詞の変更を多くの人に周知するのは難しく、すぐに変えることはできないと返答した。来シーズンから対応していくのが理想だったが、球団側から『まだ応援歌を流しているのか』と指摘を受けて自粛した」としている。球団の対応も問われそうだ。
応援自粛を発表した1日の時点で中日は借金6の5位と低迷。ネットの声はさまざまだ。
「負けがこんでいる指揮官からすれば、『お前』という言葉を1度否定的に受け取ってしまえば、連呼されると気になって仕方ないんだろう」
「ほとんどの人は気にならない『お前』という言葉が、嫌な人もいるということ」
「『お前』レベルが問題なら、多くの応援歌が引っかかる。それこそ大問題」
「善意で応援してくれている人たちに、応援歌を変えろという話は聞いたことがない」
「阪神ファンの『くたばれ読売』という応援の方が、もっと早くやめさせるべき」
高校野球でも定番の応援歌は?
ピンク・レディーの「サウスポー」といえば、高校野球でも定番の応援歌。
「お前が打たなきゃ誰が打つ!」のお決まりフレーズで、応援と選手、球場まで一体になることができる魔法のような言葉でもある。プロ野球が「教育上」を理由に自粛したことで、アマチュア野球界にまで影響が出るかもしれない。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]