ホントは怖い!歯を抜けたままにしておくことによる「思わぬリスク」とは
影響1:歯並びや噛み合わせが悪くなる
歯が抜けた状態を放置しておくと、抜けたスペースに左右の歯が傾いて歯並びが悪くなることがよくあります。
また、抜けた歯の反対の歯が伸びてきてしまうことも少なくありません。
1本~数本の歯が抜けた状態を放置することでお口全体の噛み合わせが悪くなり、負の連鎖となってさらに歯が抜けやすいサイクルを作ってしまいます。
また、噛み合わせが悪くなることで肩こりやお口が大きく開けられないといった、顎関節症の症状が発症することもよくあります。
影響2:お顔の印象が老けて見える
特に前歯や笑った時に見える範囲の歯が一部抜け落ちていると、お顔全体のイメージが老けた印象になります。それだけでなく、前歯のない状態を放置しておくとお口もとにしわが寄りやすくなります。
また、奥歯を失った状態を放置している場合にも、頬がこける・顎がたるむといった影響を及ぼします。
お顔の印象は、「顔下半分」で決まると言われています。歯の抜けた状態を放置しておくと、実年齢よりも老けて見えてしまうことが珍しくありません。
影響3:胃腸に負担がかかる
歯が抜けた状態を放置することにより、歯並びや噛み合わせが変わると咀嚼機能にも影響を及ぼします。
唾液の分泌量が少なくなったり、食べ物をしっかり噛めなくなることで胃腸に負担がかかってしまうことがよくあります。
また、「物を噛む」ことは脳の活性化にも深く関係しています。しっかり噛めなくなると、胃腸だけでなく脳にも悪影響を及ぼし痴呆症などの原因となることが分かっています。