どこかで見たようなありさま 「危険因子の拡散」は既に目撃している
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
理化学研究所はスーパーコンピューター「富岳」を使ったくしゃみやせき、会話による飛沫予測を公表しました。改めてこの飛沫が拡散するシミュレーションを見ると、マスクやフェイスシールドを身に付けることがたいせつなのだと思い知らされます。みなさんもあの動画をご覧になったでしょう。
その時、どこかで見たようなありさまと思いませんでしたか?
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「喫煙」による金銭と時間の浪費について https://cocokara-next.com/stress/waste-money-and-time-by-smoking/
私はたばこのけむりを口や鼻から吐き出し漂流する様を直感的に思い出しました。
スパコンのちからを借りなくても、私たちは有害なたばこのけむりの拡散する様子を目撃しているのです。空気中を浮遊する微粒子(エアロゾル)の感染経路が心配されますが、現時点において新型コロナウイルスの空気感染に対する予防策は、今まで通り『3密』の状態を避けることで十分との見解です。(※1)けどこの飛沫と同じように拡散するたばこの危険因子を目視するたびに、たばこを吸わないで!!と懇願してしまいます。
健康増進法の一部改正に伴い、今年4月から受動喫煙防止対策がエチケットから規則に替わりました。
それと大手企業も喫煙者を減らそうと取り組んでいたはず。
健康経営の観点から推進されていました。卒煙したら会社からご褒美を支給してくれるとか、喫煙者は社員として採用しなかったり、採用選考の際に非喫煙者を優先するなどを取り決めている。(※2)