不妊治療によるストレス増加やうつを未然に防ごう
自分がうつ病だと感じたら
漢方や精神安定の内服薬を使う
うつ病の症状によっては、漢方や抗うつ剤、睡眠薬が処方されます。薬の種類や服用するタイミングによっては、赤ちゃんにも影響が出てしまう事があります。男性も治療薬のせいで性欲が減退したり、射精障害が発生したりする場合があります。そんな場合は、ある程度うつ症状が軽くなってから不妊治療を再開するといいでしょう。
とにかく休む
うつ病だと感じたら、とにかく休養する事が肝心です。うつ病は電気切れの状態と同じなので、休養をとるだけでも症状が軽減する場合があります。お休みという事は、不妊治療もいったん休止するという事ですね。
もともと真面目で罪の意識を感じやすい人がうつ病にかかりやすいと言われています。休むことに後ろめたさを感じたり、焦りを感じたりすることがあるかもしれません。しかし無理をして不妊治療を続けていたら、うつ病状が長引いてしまいますし、肝心な不妊治療にも影響してしまいますよね。
相談する
自分の健康あっての妊活です。もしも心療内科に通うのに抵抗があるなら、行政が行っている不妊専門相談センターや、臨床心理士やカウンセラーがいる病院などで相談してみましょう。まずは自分の症状について、誰かに相談する事から始めましょう。
まとめ
●不妊治療の大変さは夫にはわからずつらい気持ちを抱え込んでしまうことは自然なことです。
●治療のストレスを少しでも和らげるために「不妊治療のみの生活としない」「夫とよく話し合う」など気持ちを解放してあげる行動をとってください。
●精神的に辛すぎる場合はとにかく休息をとってください。また不妊治療専門センターなど不妊についてわかってくれる窓口で相談をしましょう
[文:ストレススキャン編集部]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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