ガンバレ、受験生!受験とストレスについて
高校や大学の入試に向けて受験シーズンも追い込みですね。これまで頑張ってきた受験生の皆さんには努力の成果を十分に発揮してほしいものです。そこで今回は受験にはつきもののストレスにうまく対処する方法をお教えします!
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ガンバレ、受験生!受験とストレスについて
12月に入ると、高校や大学の入試など、受験シーズンもいよいよ追い込み。冬休みどころではない受験生の皆さんには、これまで努力してきた成果を存分に発揮してほしいところです。
そんな受験生にとっての大敵が、やはりストレス。ストレスで入試前ラストスパートの勉強に手がつかなかったり、体調を崩してしまったりしては、せっかくの実力を活かすことができませんよね?そこで今回は、受験生にとってのストレスの特徴や、その対策について考えてみました。
大人と何が違うのか?受験生にとってのストレス要因
大人が、仕事や人間関係でストレスを感じることが多い一方、受験生の多くは未成年であり、人生で思春期と呼ばれ、心身の成長途上の時期にあたります。大人の目から見れば、未成年のストレスなんて、、、と過小評価しがちかもしれません。
しかし、細かく見てみると、思春期は思春期なりに、多くのストレス要因を抱えていることがわかります。
例えば、学校生活一つとってもそうでしょう。厳しい校則やクラブ活動はもちろん、閉じられた世界だけに、先輩後輩の対応、異性関係、友人関係でもよりデリケートな対応が必要になります。ときには「いじめ」など、大人以上に人間関係に苦しむケースだってあるでしょう。
また、第二次性徴期とも言われるこの時期では、身体はどんどん大人に近づき、大人と同じように、インターネットや報道を通じ、たくさんの知識や情報に接することになります。
一方で、社会的な立場は制限され、事故や問題があっても、責任が取れる状態にはありません。また、金銭的に自立しておらず、生活にも選択肢がありません。このことに大きなフラストレーションを抱え、親や周囲の大人と摩擦を起こしがちとなります。いわゆる反抗期というやつですね。
このように、大人とは違ったストレス要因を抱えがちな未成年者に、さらに受験というストレス要因が加わるわけです。日々勉強してもなかなか上がらない成績、刻々と迫りくる受験当日、親や周囲のプレッシャー、自分の将来を考えたときの焦りや不安、片方で夢を見てもう片方で現実を見据えた志望校選択などなど。
こうして並べてみると、受験生の抱えるストレスも、大人に劣らず深刻なものになりうることが、分かってくるのではないでしょうか?