「日本のメディアは酷い。世界中で笑われる」 大坂なおみの記者会見に落胆の声
テニスの全米オープンで4大大会シングルスの日本勢初優勝を果たした大坂なおみが13日に帰国して羽田空港で開いた記者会見で、日本メディアの質問内容がSNSで酷評されている。
大坂なおみ Getty Images
同大会の決勝で元世界ランク1位のセリーナ・ウィリアムズ(米国)との激闘を制したが、質問は試合内容やテニスと関係のない内容ばかり。
「インスタグラムにたくさんの写真をあげていますが、どんな写真を誰とどんな場所で掲載したいですか」、「大坂選手の中で大事にしている言葉や日本語はありますか。その理由も教えてください」と続いた。
あるメディアから「日本人の間に生まれた人が日本人という古い価値観が残っている中、大坂さんのバックグラウンドが伝えられる中で、そういった価値観を変えようという動きが出てきていると思うのですが」と聞かれると、大坂は少し戸惑った表情を見せたが、「これは質問?自分のアイデンティティについて深く考えたことはないのですが、『私は私である』としか思っていないので、私が育てられてきた方法の通りです。テニスに関しては、日本のスタイルらしくないと思っています」と丁寧に答えた。
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