金正恩委員長「グーグル検索２位」も新型コロナ感染警戒で動静激減

　金正恩委員長を最も多く検索した国は、アフリカ東部のウガンダ。北朝鮮の友好国で、国際社会の対北経済制裁に与せず、外貨稼ぎに協力しているとされている。２位以下はシンガポール、カナダ、米国、アイルランドの順だった。金正恩委員長は５月１日に順川肥料工場の竣工式に出席したと報じられ、検索回数は徐々に減っていった。

　とはいえ、コロナ禍の今年は金正恩委員長の活動はかなり抑え込まれているようだ。海外の無線放送などを分析しているラヂオプレスによると、北朝鮮メディアが２７日正午までに伝えた動静は計５３件。金正恩委員長が最高指導者として実質的な活動を始めた２０１２年以降、１００件を下回ったのは初めてだという。昨年は１１３件だった。年間の件数としては過去最少となる見通しだ。北朝鮮は新型コロナ感染者の発生を依然として「ゼロ」としていて、ＷＨＯ（世界保健機関）が１１日に公表した報告書によると、北朝鮮でウイルス検査を受けた人は３日までで累計９３７３人。感染が判明した事例はなかった。「金正恩委員長は感染を警戒して、視察などを控えているとみられている」（前出の関係者）という。果たして来年はどうなるか。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

・今すぐ読みたい→
元側近妻に実刑判決「文在寅ＶＳ検察バトル」国民そっちのけで泥沼化
レームダック文在寅政権「日中韓首脳会談見送り」大慌てで火消しの焦燥
止まらない文在寅離れ「不支持率」過去最高　国民の半数が「検察叩きはやりすぎ」