サムスン電子の経営危機・・・韓国経済に影響を及ぼしている政府と財閥の癒着問題とは

タグ: 2019/10/25

『崔順実ゲート事件』はサムスンを大きく左右する

『崔順実ゲート事件』は、朴槿恵(パク・クネ)元大統領と実業家の崔順実(チェ・スンシル)の間に起こった、機密漏洩などの政治的スキャンダルだ。

サムスン物産企業再編の際、大統領の指南を受けたという疑惑が浮上し、裁判となっている。

2019年8月、韓国最高裁は朴槿恵被告やサムスン副会長の李在鎔(イ・ジェヨン)被告の判決を一部破棄し、高裁に差し戻す決定をした。差し戻し審となるため、サムスングループの事実上のトップ李在鎔被告は判決によっては実刑を受ける可能性もある。

トップ不在となれば経営に大きな影響が出るだろう。

財閥の贈収賄問題

巨大財閥サムスン『崔順実ゲート事件』を発端に、SKグループによる崔順実が運営するミル財団への賄賂が発覚。同じくロッテワールドの賄賂も発覚し、会長の辛東彬(シン・ドンビンは実刑判決を受けている。ロッテグループは韓国では弟の辛東彬、日本法人では兄の辛東主(シン・ドンジュ)が実権を握っており、経営権を巡る争いも加わって、韓国ロッテの経営が不安定になっている。

こうしてみてみると、韓国の大財閥がいかに韓国の政治にかかわっているか、韓国経済が韓国財閥によるいかに経済影響を受けているかが分かるだろう。財閥に支えられている韓国経済の命運はいかに。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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