「死ね!」発言や「中指ジェスチャー」、日韓のゴルフ騒動の原因と今後の対策とは?

タグ: 2019/10/31

 イライラを我慢できないプロゴルファーが相次いでいる。

 「死ね!」発言を認めた女子ゴルフの笠りつ子(31)が自身のオフィシャルサイトで不適切発言に関して謝罪文を掲載した。プロツアー「マスターズGCレディース(10月24―27日)」開催期間中に、同大会の会場で関係者に対して暴言を吐いたことを認め、当面のツアーへの出場自粛を明らかにした。

「死ね!」発言の経緯


 女子プロゴルフ界の重鎮、岡本綾子氏が某女子ベテラン選手のマナーの悪さを指摘したことか発端だった。

 同ツアーの会場となったマスターズゴルフ倶楽部(兵庫)では、これまでツアー時に浴場に常備していたバスタオルの紛失が多発したため、今回からタオルを置くのをやめた。各選手にはタオルの持ち込みを通達していた。岡本氏によると、某ベテラン選手は、コース内にある浴場の脱衣場内でストレッチをするため、使おうとしたバスタオルがなかったため、従業員に貸し出しを要求。

「何で置いてないのか」と激怒し、「タオルを出せ」「出せない」のやりとりの末に「頭が固い。死ね」などの暴言を吐いたという。

 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)の小林浩美会長(56)が、大会主催者、コース側、ファンに向けて謝罪する事態に発展したが、実名は明かされなかった。その後、ネットなどで『犯人捜し』が話題になり、数日後にその人物が笠だったと、本人が認めた。笠はツアー通算5勝を挙げている実力者。渋野日向子の海外メジャー制覇で盛り上がる女子ゴルフ界に冷や水を浴びせた。

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