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戦後最悪と言われる日韓関係の雪解けが見通せない中、韓国政府が菅政権に猛チャージをかけている。政府要人や重鎮議員が次々に来日。菅首相を表敬訪問した情報機関の国家情報院トップの朴智元院長は成果に自信を深めているが、果たして……。
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政府要人や重鎮議員が次々来日 文在寅政権猛チャージの吉凶 https://cocokara-next.com/topic/moon-jae-in-heavy-charge/
朴智元院長は8日から11日まで滞在し、二十年来の付き合いの自民党の二階幹事長と会談したのを皮切りに、国家安全保障局の北村滋国家安全保障局長や滝沢裕昭内閣情報官とも面会。表敬訪問した菅首相には、文在寅大統領の「東京五輪構想」について説明したという。来年7月に開催予定の五輪を契機に元徴用工問題、北朝鮮による拉致問題や核・ミサイル開発問題などの一括妥結を目指すというものだ。
帰国後、韓国メディア「中央日報」の取材を受けた朴智元院長は「日本政府の関係者と実務者、政界指導者に会ってみると、韓日関係を正常化しようということに意見が接近しているのを感じた」と発言。「会談の途中、菅首相が3度、大きな笑いを見せた」「両首脳が関係を正常化しようという意見には確実に接近している」と強調していた。
しかし、朴智元院長の提案は果たしてどれほど現実味のあるのか。とりわけ、拉致問題の解決については安倍政権を継承した菅政権も「最重要課題」に掲げるテーマだ。拉致被害者の象徴的存在の横田めぐみさんが拉致されてから43年。半世紀近くも解決できていない難題にもかかわらず、文在寅政権が本腰を入ればことが動くものなのか。
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