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過去にもボイコットが起こった大会があった。
1980年に行われたモスクワオリンピックでは、冷戦下でソ連と対立していたアメリカを筆頭に、日本や韓国などの50か国を越える国々がボイコットに賛同し、「スポーツと政治」の関係が問われた。
しかし、戦争状態であった当時のボイコットと、現在の韓国が起こそうとしているボイコットとは、時代背景など状況が大きく異なっている。
2018年に行われた平昌オリンピックで、アイスホッケーの競技において、北朝鮮との南北合同チームを結成し参加したことは記憶に新しいだろう。
南北の関係の融和などを図るため、他国よりも選手の登録人数を増やすといったことまでして政治を利用したとされている。他国からだけでなく韓国国内においてさえも反発や批判が強まっていたようだ。
「ホワイト国」除外を受け、韓国国内で高まりを見せている「東京オリンピック不参加」を求める動き。
一般市民からの請願に始まり、議員が前向きに検討しているそうだ。両国の関係がこのままの状態であれば、開催国である日本が大ダメージを受けることを目的とし、韓国が東京オリンピックをボイコットするという可能性もある。
平和の象徴であるオリンピックという場に政治を利用するのは国際的にも許されるものではない。
いよいよ来年に迫った東京での開催で、韓国がどのような動きを見せるのか今後も注目していきたい。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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