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「米国側は金与正氏の度重なる過激な発言に神経を尖らせています。今月中に何らかの軍事行動を取るのではないか、2010年に起きた延坪島砲撃事件のような惨劇が繰り返されるのではないかと懸念を持っている。朝鮮人民軍はNLL(北方限界線)を越えてが突如、延坪島を砲撃し、韓国側の海兵隊員2名、民間人2名が死亡。多数の重軽症者も出た上、山火事なども発生した」(米韓外交関係者)
柔和な態度で朝鮮半島の平和メッセンジャー役を演じていたのが一転、南北関係を悪化させる金与正氏はどんな人物なのか。1988年生まれとされ、母親は金正日総書記の第3夫人で、在日朝鮮人の高英姫氏。96~01年にスイス・ベルンの国際学校に留学し、金正恩氏と生活を共にしている。
「バスケットボールに夢中だった金正恩氏の成績は真ん中程度。それに比べ、子どものころから利発だった金与正氏の方が成績は良かったとか。崔竜海・最高人民会議常任委員長の崔竜海氏の次男と結婚し、子どもを2人もうけたとされています。米朝協議の決裂の責任を取る形で降格されたとみられていましたが、今春に再浮上。金正恩氏の体調不良説が流れて以降、表立って発言する機会が急増し、朝鮮労働党機関紙の労働新聞は、たびたび『党中央』という呼称を使うようになった。これは過去、後継者を強調する際に使用された表現です」(在韓ジャーナリスト)
金与正氏は金正恩氏の3~4歳下とされ、北朝鮮を牛耳る兄妹はまだ30代の若さ。若気の至りでとんでもない勝負に打って出なければいいが・・・。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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