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昨年3月に英王室を離脱し、米国に拠点を移したヘンリー王子とメーガン妃への反感は広がる一方のようだ。英紙「デイリー・エクスプレス」が報じた世論調査では、とりわけメーガン妃の好感度がダダ下がり。ダイアナ元妃を襲った悲劇から、長らく批判の的だったチャールズ皇太子のカミラ夫人にまで水を空けられている。
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「デイリー・エクスプレス」が報じたのは、マーケティング調査などを手掛ける英企業「YouGov」が昨年10月から12月にかけて実施した「王室メンバー好感度調査」だ。その結果、好感度1位はウイリアム王子で、回答者の75%が肯定評価。2位はエリザベス女王の72%、3位はキャサリン妃の67%だった。ウィリアム王子夫妻の好感度の高さが際立っている。
一方、ウィリアム王子の弟のヘンリー王子の好感度は、その半分近くまで落ち込む。肯定評価は41%で、ランキングは8位。そして、女優出身で知名度は抜群のメーガン妃に至っては32%で、キャサリン妃の半分にも満たない。「英国で最も嫌われている女性」と揶揄されてきた義母・カミラ夫人の37%を下回る不人気ぶりだ。ランキングはメーガン妃が11位、カミラ夫人が9位という結果だった。
「デイリー・エクスプレス」は「一時は民衆の敵NO.1だったカミラ夫人の9位を下回る好感度」とメーガン妃を揶揄している。王室ブランドを徹底利用するビジネス展開、慣習を無視した政治的言動、振り回されて道化のように見えるヘンリー王子への同情と失望……。様々な要素があいまって、少なくとも英国では夫妻の好感度は上がり目がなさそうだ。
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