仕事人のお酒との付き合い方 元楽天野球団社長・島田亨

2017.06.21

 何の職業においてもお酒との付き合い方は永遠の課題。良い付き合い方をすればストレス解消になり、悪い付き合い方をすると次の日、またはその後のココロとカラダのコンディショニングに影響を及ぼすものです。是非とも、お酒とはうまく付き合って行きたいものですね。

 「仕事人のお酒との付き合い方」のコーナーでは様々な職種の方々にインタビューし、それぞれのお酒との付き合い方を紹介して頂きます。

 今回ご登場頂くのは株式会社U-NEXTの副社長・島田亨さん。


 人材会社「インテリジェンス」の創業者で上場も果たし、2004年11月からプロ野球において50年ぶりの新規参入球団の楽天イーグルスの球団社長を務め、当時はパ・リーグ各球団20~40億円の赤字が当たり前と言われる中、初年度から黒字化を果たす偉業を達成。その後、楽天本社の三木谷浩史社長からその手腕を買われ、楽天グループ数社の社長、また海外展開をする担当役員として代表取締役副社長を務められました。

 20代から経営者としてトップを走り抜いてきた島田亨さんのお酒との付き合い方とは?

「家では飲まない」、「一人では飲まない」

― これだけ経営者としてやられて来て、お酒を飲まれる機会も多いと思います。

 私にとってのお酒との付き合い方は、
「家では絶対に飲まない」
「一人では飲まない」
と言う2つに尽きると思います。

島田亨

 私にとってお酒とは、あくまでも食事のペアリングとして食事を美味しくするためのもの、また食事をする時は友達とか誰かと食事をしている時なので、友人などと飲むもの、楽しむものと思っていて、その中でお酒を飲むのは良いと思います。
本当に「お酒が大好き!」と言う方であれば、つい一人で飲む方もいらっしゃるでしょうけど、あまり一人でいる時にお酒を飲むのはお勧めしません。

― なぜ一人でお酒を飲むのをお勧めではないんですか?

 お酒はあくまでも潤滑油、いや「潤滑酒」として使って欲しいと思います。
一人で飲むと、酔っぱらって、あれやこれや考えてしまう。その時に考えて出てくる事ってあまり良い事って無いと思う…。
本当に何かを考え事をしたいのであれば、大自然の中に身を投じて静かな環境で考えるとか、トイレで考え事をするとか(笑)、よっぽどその方が良い考えも出てくるだろうし、健康的な気がする。

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