リアル・ミッチーが語るBリーグ2ndシーズン開幕への意気込み

2017.09.29

日本人トップの1試合平均16.7得点

金丸晃輔さん

 日本バスケ界を引っ張る点取り屋、シーホース三河の金丸晃輔(28歳)。得点能力は外国人選手が圧倒的に高く、上位を独占するBリーグで日本人トップの1試合平均16.7得点をマークした。シューターとしての資質をいかんなく発揮した昨シーズンを、あらためて振り返る。

 「シーズン前に鼻の手術をして、出遅れた。開幕1カ月前にジョギングからスタート。ちょっと間に合わないかなという感じで、ゆっくり準備して体をつくったら、いいところまで仕上がったので、開幕からスタートで出ることができた。ただ自分が納得するパフォーマンスはできなかった。結果を出さないといけないプレッシャーがあると僕自身ダメになるとわかっていたので、意識せず、シーズン前半はダメでも試合をこなして後半徐々にコンディションを上げていこうと思ってやっていました。地区優勝して、プレーオフ(セミファイナル)で栃木に負けたけど、内容としては悪くなかったし、最後には個人としてもいい調子にもっていけたシーズンだった」

1stシーズンの雪辱へ

金丸晃輔さん

 手応えと悔しさを味わった1年。オフシーズンを経て、9月29日、Bリーグ初代王者をさらわれた因縁の栃木戦からセカンドシーズンが開幕する。

 「目標はチームの優勝が大前提。個人としては、パーセンテージにこだわりがあるので、前年の成績を上回りたい」

 落ち着いた口調で語る抱負に、自信がにじむ。欲しいのは、王者の称号に他ならない。昨シーズンはベスト3ポイントシュート成功率(42.6%)、ベストフリースロー成功率(90.8%)、ベスト5と個人タイトル3冠を獲得。それを上回る成績を残せば、おのずと「頂点」は近づいてくるはずだ。

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 ※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

〔文/構成:ココカラネクスト編集部 〕

金丸晃輔(かなまる・こうすけ)さん

1989年3月8日、福岡県出身。
小学5年からバスケを始める。福岡大大濠‐明大。11年にJBL(日本バスケットボールリーグ)パナソニックに入団し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞。チームが休部となり、13年からアイシンシーホース三河(現シーホース三河)へ移籍。これまで得点部門などで獲得タイトル多数。日本代表としても活躍。ポジションは主にフォワード。身長192㎝、体重88kg。

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