「ものすごいスピードがある二遊間が誕生する」注目の中日の二遊間問題 高木豊氏が期待する選手の名前とは
高木豊氏
2年連続最下位からの浮上を目指す中日では課題の二遊間を誰が守るのかも注目となっている。
昨年までは福永裕基、村松開人、オーランド・カリステ、龍空といった選手が守ることが多かったが、果たして巻き返しを期す2024シーズン、大事な二遊間を託すのはどの選手となるのか。
【中日キャンプ潜入】内野ノック&投手陣を徹底チェック!!守備が上手い人と下手な人を見極めるポイントは…?「この二遊間がレギュラーになると面白い」期待の内野手と今後の課題とは?【ドラゴンズ】
内野の要ともいわれる中日の二遊間を守る選手については球界内からも様々な考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチも務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は2月20日に自身のYouTubeチャンネルに「【中日キャンプ潜入】内野ノック&投手陣を徹底チェック!!守備が上手い人と下手な人を見極めるポイントは…?「この二遊間がレギュラーになると面白い」期待の内野手と今後の課題とは?【ドラゴンズ】」と題した動画を更新。
動画内では実際に中日の北谷キャンプを視察、練習シーンを紹介する形で戦力チェックを行っている。
まず高木氏が激賞したのは育成のクリスチャン・ロドリゲスだった。キューバ出身の大型内野手について「(身のこなしが)やわらかい 肩が強いし 身体能力は抜群だな」とうなった。
ほかの選手も参加する守備練習を見ながら「ボールを獲る『間』がこの受けてる選手の中で1番いい」と守備力に関しては天性のものがあるとした。
同じくノックを受けていたドラフト3位ルーキーの辻本倫太郎(仙台大・22)に関しては「ボールの獲る位置が近すぎる」と指摘。今後、改善の余地があるとした。
さらにロドリゲスについては「雰囲気があるな ショートで(グラウンドに)パッと立っていても雰囲気がある」と称賛のコメントを続け「ショートはなかなかできる人いないから、守りの要になってくれるような選手だといいよ」と期待の言葉をかけ、打順は「8番・遊撃」で十分だとした。