水原氏の“裏切り”に失意の大谷翔平に広まる同情 米識者がスターの苦労を告白「オオタニを信じない人たちに言っておく」
世間を騒然とさせたスキャンダルに大谷は赤裸々な想いを打ち明けた。(C)Getty Images
スキャンダルに対する大谷翔平(ドジャース)による赤裸々な証言は、あらためて世間を騒然とさせた。
現地時間3月25日、大谷は本拠地ドジャースタジアムで、専属通訳だった水原一平氏の違法賭博問題を受けての会見を実施。質疑応答のない異例の形で声明を発表し、世間を賑わせている騒動に対する正直な胸の内を公表した。
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いまだ真相は闇の中ではある。それは大谷も会見冒頭で「今日話せることに限りがあるのをご理解してほしく、ここにまとめたメモがあるので、何があったか説明したい」と前置きしたことからも分かる。
ただ、彼の胸中がいかに複雑だったのかは想像に難くない。一介の通訳としての枠を越え、公私をともにする“盟友”だった水原氏による一連の行為について、「僕自身も信頼していた方の過ちというのを、悲しくショックです」と漏らした29歳は、資金を利用について同氏から嘘の説明を受けていた事実を明かしたうえで、「正直ショックという言葉が正しいと思わないが、それ以上……言葉で表せないという感覚で過ごしてきた。今はそれを言葉にするのは難しい」とも語った。
大きな信頼をおいていた人物に裏切られた天才――。いまださまざまな論争を呼び起こすなど、大谷が置かれた苦しい立場には、同情の声も広まっている。