大谷翔平に「帽子を返してほしいと伝えてくれ」ブ軍敵将が“因縁の相手”にジョークで応戦「彼はとんでもないプレーヤー」
大谷が因縁のトロントで3連戦を戦う(C)Getty Images
大谷翔平が所属するドジャースが現地時間4月25日(日本時間26日)、敵地ワシントンでのナショナルズ戦に臨み、3連戦3連勝とスイープして終えた。
3戦目となったこの日の大谷は4打数無安打2三振で、連続出塁も「22」で途切れてしまったが、初戦に右中間席へ今季6号アーチ、2戦目は6打数3安打2打点と活躍した。
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次戦のブルージェイズ戦に向けてカナダのトロントへと向かった大谷だが、トロントといえば、エンゼルスからFAとなった大谷の移籍先の候補として最後まで残った因縁の球団だ。その際は、ドジャースとの契約を結ぶ直前にトロント行きの飛行機に搭乗したという情報(後に誤報と判明)まで流れるほどだった。
米メディア『MLB.com』のブルージェイズ担当であるキーガン・マシソン記者と、ドジャース担当のファン・トリビオ記者は「オオタニとドジャースがトロントへ向かうとき、噂とドラマは過去のものとなる」というタイトルの記事で、ブルージェイズのジョン・シュナイダー監督のコメントを紹介している。
シュナイダー監督は「彼(オオタニ)が持って行ったブルージェイズの帽子を返してほしいと伝えてくれ」と、冗談めかして言ったという。
同監督は「彼(オオタニ)はとんでもないプレーヤーだ。素晴らしい選手だよ。他のダグアウトから彼を見るのは好ましくないが、彼の素晴らしさは評価しなければならない。ファンが彼をどう歓迎するかは興味深い」と、大谷がトロントへやって来るのを楽しみにしているようなコメントを残している。