春になって朝早く目覚めてしまう理由とは
[文:蓬松(ほうしょう)鍼灸治療院 http://houshou-hari.com/]
今回のコラムは春になって朝早く目覚めてしまうことが多くなってしまう話です。
実は、この時期に出やすい症状というのがいくつかあります。
最近のうちの治療院の傾向は腰痛が多いですが、他にも足がつりやすくなったりもします。
実は東洋医学的にはすべて同じ原因が関係しています。
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それは・・・
「春」だからです。
なぁんだ。と言われそうですが、これが結構おおきな原因の一つになっている場合が多いのです。
春は東洋医学では「肝」に関係すると考えられています。
この「肝」には身体のいろいろな機能を活発にさせる作用があると考えられています。春になって肝のこの機能が活発化してくると、冬の時期よりも早く目が覚めるようになります。
ある種、自然な変化といえるので体調に悪く作用しなければ何も問題はないです。
問題は、早く目が覚めてしまうことで体調が悪くなってしまう場合です。
いくつかの状況が考えられますが、臨床で良く見かけるのは、朝から疲れた感じがしている、寝ても疲れが取れないものです。
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