阿部慎之助が通算400号によって生まれた二つの「第3位」の記録とは?前後のレジェンド達は?
巨人・阿部慎之助捕手がようやく大台に達した。1日のヤクルト戦で代打勝ち越し1号ソロを、東京ドームの右翼席へ。これがプロ通算400号のメモリアルアーチ。昨季終了時点で399本塁打しており、王手をかけた状態で今季が開幕したが、ここまで足踏みが続いていた。
金字塔と言える数字だが、実は2つの分野で偉大なレジェンドたちに連なる「第3位」に立つ数字でもある。
「第3位」の一つ目と前後記録のレジェンド達
まず「巨人第3位」。こちらは言わずもがなのON。日本プロ野球史上最多868本の王貞治、そしてミスタープロ野球こと長嶋茂雄の444本がさん然と輝いている。
巨人の長距離砲といえば、阿部とも一緒にプレーした松井秀喜の名前が挙がる。日米通算512本塁打した松井だが、175本はメジャーリーグでのもの。巨人で放った本塁打は332本で歴代5位だ。
それを上回る4位は、現在も指揮を執る原辰徳の382本塁打。松井に次ぐ6位は前監督である高橋由伸の321本塁打となる。
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