「ほぼ思ったところに投げ切れている」山本由伸 7回1安打9奪三振無失点のパーフェクトピッチングを中継解説も絶賛「すべての球種で勝負できる」
山本は7回1安打9奪三振と投球の完成度を高めている(C)Getty Images
ドジャース・山本由伸が快投を見せた。
チームが4連敗の中、20日(日本時間21日)のダイヤモンドバックス戦に先発。立ち上がりは先頭コービン・キャロルをフルカウントから中飛、ケテル・マルテを右飛、ルルデス・グリエルを遊ゴロに打ち取る。
【動画】これが山本由伸!えげつないカーブで空振り三振を奪うシーン
2回は前回の対戦で満塁弾を許したガブリエル・モレノを155キロのフォーシームで空振り三振に仕留めるなど、ダイヤモンドバックス打線につけ入るスキを与えない。3回まで完全投球を見せた。
0-0で迎えた4回は一死後、マルテに四球を与えてパーフェクトは途切れたが、グリエルを切れ味抜群のスプリットで空振り三振。2死一塁からジョシュア・ネーラーを三ゴロに打ち取る。
直後に打線が1点を先制、1-0と勝利投手の権利がかかる5回も、三者凡退に抑えた。圧巻だったのは6回だ。アレク・トーマスを見逃し三振、ジョーダン・ローラーを空振り三振、コービン・キャロルを見逃し三振と3者連続三振を奪った。緩急をつけたピッチングでいずれの打者も首を振りながら、まるで”無理、無理”と言っているかのようだった。
6回まで90球、最速156キロの快投で無安打と球場にも緊張感が漂い始めた7回、先頭のマルテにこの試合、初ヒットを許す。
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