【男子バレー】世界に「見つかってしまった」次世代を担う逸材 高橋慶帆が辿る成長の歩み

タグ: , , , 2025/6/13

高橋のポテンシャルに注目が集まっている(C)Volleyball World

 バレーボールの男子日本代表は現地6月12日、中国で行われている「FIVBネーションズリーグ」予選ラウンド第1週のポーランド戦に臨み、1-3(25-27、22-25、25-18、37-39)で敗れた。対戦相手のポーランドはオリンピックサイクルの1年目とあってか、これまでの国際大会で主力を務めてきたメンバーはほぼおらず、新鮮な顔ぶれがコートに並んだ。それは日本も同じで、この試合では途中出場でコートに入ったオポジットの高橋慶帆(法政大)やミドルブロッカーの西本圭吾(広島サンダーズ)、リベロの藤中颯志(サントリーサンバーズ大阪)といった、これが“A代表デビュー”となる面々が流れを呼び込み、第3セットの奪取と、さらには結果的に落としたものの30点台後半にまで到達する壮絶な第4セットの立役者となった。

【動画】日本が世界1位のポーランドと激戦!21歳の高橋慶帆も躍動

 なかでも高橋はライト方面から豪快なアタックを何度も炸裂。甲斐優斗(専修大学)のチーム最多18得点に続く、13得点をマークしている。高橋といえばポテンシャルの高さが詰まったプレーはもちろん、その端正なマスクで注目を集める一人。その人気に爆発的に火がついたのは2023年の第19回アジア競技大会で、そのチーム(日本代表B)でキャプテンを務めた柳田将洋(東京グレートベアーズ)は自身のSNSで「見つかってしまいましたか」とコメントつきで紹介し、見るものの笑いをさそった。

 高橋自身、習志野高校(千葉)時代から高さを活かしたプレーは目を張るものがあり、大学進学後に代表入りを果たすと、2年時には全日本インカレを終えてからは国内トップリーグのジェイテクトSTINGS(当時)に加入。さらにこの2024-25シーズンはフランス・リーグAのパリに入団し、海外リーグに身を投じることで自身の成長につなげてきた。

 そうして臨む、今回の代表活動。2028年ロサンゼルス五輪にむけて新体制でスタートした男子日本代表は、同じオポジットにおいてこれまで絶対的エースだった西田有志(大阪ブルテオン)が“積極的休養”を決意し国際大会には帯同せず。高橋は、昨年のパリ五輪を経験した宮浦健人(ウルフドッグス名古屋)とともに、このネーションズリーグ予選ラウンド第1週のメンバーに選出され、これが絶好のアピールチャンスとなっている。

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