プロ13年目で球宴初選出が話題 中日34歳左腕は「このままだと間違いなく、FA市場の目玉になるな」 今季ここまで7勝をマーク、打たせて取るピッチングで注目
松葉はプロ13年目にして、球宴初出場となる(C)産経新聞社
NPBは7月7日に今夏の「マイナビオールスターゲーム2025」(7月23日・京セラドーム、24日・横浜スタジアム)の監督推薦選手を発表した。
セ・リーグ首位の阪神からは救援エースの石井大智、同じく救援左腕の及川雅貴、捕手の坂本誠志郎が選出。
また中日からは今季ここまで開幕からローテーションを守り、7勝をマークしている左腕、松葉貴大、救援右腕の清水達也が選出された。
松葉にとってはプロ13年目で初の球宴選出。また最近では150キロ超えの剛腕が当たり前の球界において、速球に頼らず、打たせて取るピッチング、制球力で勝ち星を積み重ねていることも注目されている。
直球の平均球速は130キロ台前半ながら、スライダー、スプリット、カットボールなど多彩な変化球を操り、徹底して低めに集める制球力も光る。
東洋大姫路高から大阪体育大を経て、2012年ドラフト1位でオリックス入り。19年のシーズン途中にトレードで中日に移籍した。
今季は開幕から先発ローテーションを守り抜き、15試合に登板、7勝(6敗)、防御率1.99をマーク。開幕投手を務めた高橋宏斗が不振に悩まされる中、チームを支える働きを示している。
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