「こんな力じゃない、勝てるピッチャー」阪神21歳左腕はなぜブレイクしきれなかったか? 球界OBの考察「自分に自信が持てれば…」
門別は今季プロ初勝利もさらなる飛躍が期待されている(C)産経新聞社
セ・リーグ優勝の阪神では投手王国ぶりが際だった。
先発陣では右の村上頌樹、才木浩人の両エース、左では大竹耕太郎が9勝をマーク、ルーキーの伊原陵人が開幕から奮闘した。
【ブレイク予想】”なぜこの防御率で勝てないのか?”2025年高木豊が予想したブレイク予想選手の今について語る!
一方でチャンスを与えられながら、今一歩、足踏みした投手も。プロ3年目左腕の門別啓人は今季開幕ローテーションに入り、開幕3戦目となる3月30日の広島戦(マツダ)の先発を託されるなど、大きく期待を集めた。
4月6日の巨人戦(東京ドーム)でプロ初勝利を飾るも、ファーム調整の時期も長く、年間通してローテーションで回ることはできなかった。
今季12登板(内、先発8)で2勝3敗、防御率4.43。若き左腕に関しては球界内からも考察の声が上がっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は12月28日に自身のYouTubeチャンネルに「【ブレイク予想】“なぜこの防御率で勝てないのか?”2025年高木豊が予想したブレイク予想選手の今について語る!」と題した動画を更新。今季開幕前にブレイクすると予想した選手たちの現状に考察を加えている。
阪神からは門別をピックアップ。開幕前は「高橋遥人になれる」と大きく期待を寄せていたが、伸び悩んだ。





