オーバーテイク合戦の新規定に困惑の声…フェルスタッペンも“競技性”に不満吐露「自然なこととは感じられない」

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新規定では求められるドライバーの資質にも変化が出てきそうだ(C)Getty Images

 レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、このままの状況が続けば今季限りでのF1引退を決断する覚悟でいると表明した。3月29日の第3戦日本GP終了後に英放送局『BBC』の取材に応じ、今季から大幅に変更されたパワーユニットの規定について「フォーミュラ全体を楽しめていない」と語り、それが今季で引退する意味かを問われると「そういうことだ。このパドックの中でのあらゆることを考えている」と答えた。

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 今季は開幕戦オーストラリアGPで6位、中国GPでリタイアとなり、日本GPではQ2敗退で11番グリッドからスタートし、8位。電気モーターの出力が昨季までの約3倍に増加し、内燃機関(エンジン)と電気モーターの出力比率が「ほぼ50:50」に。テレビゲームのマリオカートで加速アイテムのキノコをゲットする一時だけスピードが上がる仕組みに例える選手も続出するなど、バッテリーと電気モーターを介した一時的な出力アップによるオーバーテイクに困惑する声が続出した。

 フェルスタッペンもその1人で「24レースで行われることは個人的にはとても幸せだが、それだけの価値があるのか。スポーツを楽しめない時に家族と家で過ごす時間を増やしたり、友達と会ったりする方が楽しいのか、と考えてしまう」と葛藤を抱いていることを告白した。

 今季から自社開発のパワーユニットがマシンに搭載されており、やや苦戦気味だが、競争力不足は気にしていないという。「とにかく7位や8位にいても、その背景にある仕組み全体を楽しめないと、レーシングドライバーにとって自然なこととは感じられない。適応しようとはするが、このレースのやり方は好きじゃない。ドライビングとは正反対。これは僕がやりたいことではない」と不満を爆発させた。

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