「日本でのアップデートは悪化を招いた」マルコ博士が苦戦のフェルスタッペンを擁護…マシンの不調で「真価を発揮できていない」
不満を漏らすフェルスタッペンにマルコ博士が同情したという(C)Getty Images
レッドブルグループのモータースポーツアドバイザーを昨年末で退任したヘルムート・マルコ氏が、元王者マックス・フェルスタッペンの苦戦ぶりに同情した。専門メディアの『racingnews365』が今季型マシン「RB22」に対し昨季までのように自信を持ってドライビングできておらず成績につながっていないと指摘した。
【動画】表彰台で酒をグビグビと飲み続ける…フェルスタッペンの行動を見る
レッドブルが本拠を置くオーストリアの通信社『APA』のインタビューを引用する形で、マルコ氏が「マックスの真価が発揮されるのは、彼が自信を持ってドライビングできるマシンを操っている時だけ。今のところはそうではない」と語ったことを伝えた。
レッドブルは、大幅なレギュレーション変更が加わった今季からフォードと提携して自社開発のパワーユニットをマシンに搭載。昨季よりも電気モーターのアシスト性が増したことで決勝レースでの走り方や戦略が大きく変わり、フェルスタッペンは対応に苦慮し、メルセデスやフェラーリに大きく水をあけられている。
フェルスタッペンはパワーユニットの不具合にも悩まされ、第2戦中国GPでは電気モーターの冷却液のトラブルでリタイア。開幕戦オーストラリアGPでは6位と健闘したものの、第3戦日本GPではマシンをアップデートしたにもかかわらず予選でQ2敗退を喫し、決勝でも8位に沈んだ。
マルコ氏は「日本でのアップデートは、車を誤った方向に導き、むしろ悪化を招いた」と冷静に振り返った。その一方で、米国とイスラエルによるイラン攻撃に伴う中東情勢の悪化で、日本GPの後に組まれたバーレーンGP、サウジアラビアGPが中止となりファクトリーで開発に注力する時間も生まれたことで、「欧州ラウンドで、レッドブルは再びトップ争いに加わることができるとみている」とも語っている。







