前代未聞の追放はインターン分析官の“スパイ行為”が原因 英名門に下った処分に選手たちは激怒「プレミアに行けば、給料が増額されるはずだった」
プレミア昇格に向けて意気揚々と前進していたサウサンプトン。だが……(C)Getty Images
悲願のプレミアリーグ昇格まで、あと1勝。しかし、意気揚々と準備を重ねてきた名門の夢は、思わぬ形で潰えた。
現地時間5月19日、イングランド・フットボールリーグ(EFL)は、チャンピオンシップ(英2部)で、松木玖生が所属するサウサンプトンを、目下開催中のプレミアリーグ昇格プレーオフから追放すると発表した。その原因となったのは、今月13日に行われた準決勝セカンドレグを前に対戦相手であったミドルスブラの情報を得るため、練習場を視察させた“スパイ行為”が発覚したためだった。
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決勝まで駒を進め、あと一つ勝てば、1年でのプレミアリーグ復帰を果たせた。EFLによれば、サウサンプトンは複数クラブに対して同様の行為を行っていた事実を公表。「相手チームの練習を無許可で撮影したことに関連するリーグ規則の複数違反を認めた」とし、プレーオフからの追放と勝点4の剥奪を決めた。
一体なぜ、前代未聞の事態は起きたのか。英公共放送『BBC』によれば、サウサンプトンは、アナリストのインターンを務めていた青年に対して、ミドルスブラの練習を撮影してくるように指示。これに応じた同スタッフが練習場の傍にある高台から茂みに隠れながらスマートフォンで動画を撮っていたところを他でもないミドルスブラの関係者が発見し、問題が明るみになった。
逃走を図ろうとした青年を問い詰めたミドルスブラの関係者は、サウサンプトンのウェブサイトに掲載されていた人物と同じであることを確認。「問題が起きた」とEFLに通報し、処分を求めた。







