全米女子オープン優勝の笹生優花 優勝の要因に関しては・・・
女子ゴルフ界にまたスーパーヒロインが誕生した。全米女子オープン最終日(6日、オリンピッククラブ=パー71)、笹生優花(19)が通算4アンダーで並んだ畑岡奈紗との日本勢対決となったプレーオフを3ホール目で制し、メジャー優勝を飾った。
19歳351日での優勝は大会史上最年少。日本勢女子のメジャー優勝は1977年全米女子プロ選手権の樋口久子、2019年全英女子オープンの渋野日向子に続き3人目となる。笹生はフィリピン国籍も持っており、フィリピン勢のメジャー制覇は男女合わせても初の快挙となった。
この日、首位と1打差でスタートした笹生は前半、2、3番を連続ダブルボギーとスコアを落とした。その後、7番で約5メートルのバーディーパットを沈めるも後半11番でボギーと出入りの激しいゴルフとなった。しかし、終盤の16、17番を連続バーディーで取り戻し、最終的に3バーディー、1ボギー、2ダブルボギーの「73」で終了。その後、畑岡と同スコアに並んだことでプレーオフに突入した。
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プレーオフは最初、9番パー4と18番パー4でのストロークプレーだったが、1ホール目、2ホール目とも両者パーセーブしたことにより、9番と18番を交互に利用したサドンデス方式に突入。1ホール目の9番、左ラフから2オンさせた笹生がバーディーを奪って、決着した。