大谷43号3ラン!またも登板翌日、漫画のような活躍に「彼は宇宙人」との声も
エンゼルスの大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地で行われたレンジャーズ戦に「2番・DH」で先発出場し、4試合ぶりとなる43号3ランを放った。注目の本塁打王争いでは急上昇中の2位のペレス(ロイヤルズ)に再び3本差をつけた。
6回無死一、二塁で迎えた第3打席。ここまで10打数1安打と苦手にしていた左腕アラードの初球、真ん中高めにきた142キロのカットボールを完璧にとらえると打球はぐんぐんと伸びて、右中間スタンドに飛び込む43号3ランをマークした。飛距離約130メートル、打球速度172キロと完璧なホームランには応援に訪れたエンゼルスファンも狂喜。これで本拠地25本目となり球団新記録となった。
これで登板翌日のアーチは今季9本目。誰もが思う「疲れていないのか?」の疑問も大谷にはあてはまらない。何といっても前日の試合はメジャー最多投球数となる117球を投げ、7回8奪三振の力投でキャリアハイの9勝目を挙げたばかり。「自信になると思う。いい結果につながって良かった」と大谷は振り返るが、この試合ではさらに160キロ超の速球を連発し、周囲の度肝を抜いていた。
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