巨人 9連敗でまさかの借金生活! 監督問題も「危険領域」に突入か
どうやっても勝てないのか。巨人は15日のヤクルト戦(神宮)に7―8と敗れ、9連敗。この日の敗戦で59勝60敗(19分け)で借金1といよいよ借金生活に突入した。この日は初回に坂本、岡本和にも一発が飛び出すなど互いに一発攻勢となったが、最後は優勝へ向かうヤクルトの勢いに屈した。
ここまで9試合連続2得点以下と苦しんでいた打線がこの日は爆発。試合前にはキャプテン坂本を中心に円陣を組み、7得点と奮起したが、今度は投手陣が8失点と崩れた。先発戸郷は6回途中まで投げ3発を浴びるなどKO。それでも同点に追いつかれた直後の七回にも坂本、岡本和の適時打で2点を勝ち越すなど意地を見せたが、その裏に今度は3番手の高梨が無死一塁から山田に左中間へ適時二塁打を浴び、1点差に迫られる。その後スイッチした4番手の畠が無死一、二塁のピンチでオスナに逆転3ランを被弾と力尽きた。
投打の歯車がかみ合わない現状には原監督も「今日は8点取られたのがね。(勝つには)9点取らなきゃならない。したがってこういう形になった。一つ言うならば、やっぱりホームランをちょっと打たれ過ぎたかなというところはあるね」と投手陣に苦言。待ちに待った打線が奮起したかと思えば、今度は投壊と次々とチームの問題点が噴出しているとあって、なかなか打つ手もない状況だ。
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