SBもビッグボス流? 期待のロマン砲に「体形キープ指令」が出される理由とは
ソフトバンク期待の若手に厳重な体重管理が命じられている。今季頭角を現した大型野手の砂川リチャード内野手(22)に対し、藤本監督は「1月のコーチ会議の報告で体重が118キロを超えてたら(春季キャンプは2軍の)B組からスタートさせる」と伝えたという。
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リチャードのシーズン中の体重は115キロ。オフ中もプラス3キロ以内の増減にとどめるよう求めた。首脳陣がここまで厳命するのも理由があった。
「沖縄出身のリチャードはオフに地元に帰ると懐かしの故郷の味をついつい食べ過ぎてしまうのが恒例。過去にはシーズン中から10キロも太って、120キロ前後でキャンプインしたこともあったとか」(放送関係者)。オフの「太め残り」が常態化していたとあって、首脳陣も厳しく目を光らせる構えだ。
そこまで高い期待を集めているともいえる。王会長も素材を認める長距離砲。9月5日のオリックス戦ではプロ初本塁打が満塁弾となる規格外のパワーで注目を集めた。恵まれた体格から「第二の柳田」として、次世代のホープと見られている。球界では高い能力を持ち、今後の才能開花が期待される選手に対し「ロマン枠」という言葉も使われるが、リチャードこそロマン枠の筆頭選手ともいえる。