ロッテのドラ1位・松川虎生は史上3人目の高卒ルーキー開幕スタメンマスクを射止められるか?
ロッテにドラフト1位で入団したルーキーの松川虎生捕手(18)=市和歌山高=が2月の対外試合で攻守にわたって大活躍中だ。1955年の大映・谷本稔(愛媛・八幡浜高)、2006年の西武・炭谷銀仁朗(京都・平安高)に続く史上3人目の高卒1年目での開幕スタメンマスクの期待も集まっている。
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22日に行われたオリックスとの練習試合では4試合連続でスタメンマスクをかぶったほか、初の5番で起用され、2安打1打点をマーク。これで練習試合5試合に出場して14打数6安打1打点で打率.429を記録した。
プロ1年目のスタートを切ったが、まだ卒業式を終えておらず、身分上は現役の高校生でもある。DeNAにドラフト1位で入団した小園健太投手(18)とは中学、高校とバッテリーを組み、昨秋のドラフト会議では小園の方が注目されたが、高校通算43本塁打を記録するなど「打てる捕手」として評価は高く、「紀州のドカベン」の異名を取った。
ロッテの井口資仁監督も松川を指名した直後に「日本一の捕手になれるように育ってほしいですし、育てたいと思います。打てる捕手と聞いていますし、ディフェンス面・人間性すべてにおいて素晴らしいと報告が上がっているので、全てを加味して1位指名させて頂きました。イメージとしては城島健司選手とかぶるものがあります」とコメント。指揮官がダイエー時代にチームメートだった城島健司と同じ背番号「2」を授け、石垣島での1次春季キャンプは1軍のA組に抜てきした。