ロッテのドラ１位・松川虎生は史上３人目の高卒ルーキー開幕スタメンマスクを射止められるか？
ロッテの公式ツイッターも松川虎生捕手をクローズアップ
その後もキャンプでは２歳上の佐々木朗希投手のブルペン投球やシート打撃でマスクをかぶるなど、順調に経験値を増やし、沖縄県糸満市での２次キャンプのメンバーとして、沖縄本島での練習試合を転戦することになった。球団首脳陣は将来性も見越して、実戦での活躍ぶりを見極める決断を下したわけだ。
キャンプ中から右方向へうまく打球を運ぶなど広角に打ち分ける打撃センスに光るものがあった。が、評価はリードの面でも高く、他球団の関係者も「松川君はすぐに１軍で活躍できる器がある。投手とのコミュニケーションも取れているし、物おじしないところもある」と指摘したほどだ。
ロッテは田村龍弘が長らく正捕手を務めてきたが、昨季は中日からシーズン途中に移籍した加藤匠馬がレギュラーで存在感を見せつけた。打てる捕手では３年目の佐藤都志也もいる。が、井口監督は年功序列やキャリアよりも、そのシーズンにチームに確実に勝利をもたらすことができる「旬」の選手を起用するタイプでもある。
３月からチームもオープン戦に移行し、他球団を含めて主力選手も続々と試合に合流する。松川が今後も活躍を続けられれば、史上３人目となる高卒ルーキーでの開幕スタメンマスクをかぶる可能性は十分にある。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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