原巨人 「投壊」「ザル守備」一気にチーム崩壊進む「舞台裏」とは
一時は独走ムードも漂っていた巨人の歯車が一気にかみあわなくなってきた。6日のヤクルト戦(東京ドーム)は2―13の大敗。先発した堀田が3回途中5失点KOされたことに加え、守備の乱れもあり失点を重ねた。この敗戦で2位のヤクルトには0・5ゲーム差まで迫られ、一気に暗雲が漂ってきた。
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先発の堀田は初回こそ無失点に抑えたものの、1点リードの2回にオスナに中前打、続く浜田に左翼線への二塁打と連打を浴びると、3回無死満塁で相手4番の村上にグランドスラムを許し、KOとなった。この背信投球には「子どもだと思って彼をマウンドに上げているわけじゃない。そこはあえて厳しく言う必要はある」と原監督もバッサリ。試合後に登録抹が決まった。
一方で投手陣にも同情すべき点はある。フリーアナウンサーの徳光和夫氏は7日朝に放送された自身がパーソナリティーを務めるニッポン放送「徳光和夫とくモリ!歌謡サタデー」内でこのゲームに触れ、ウォーカー、ポランコに関して打撃面を評価した上でこう続けた。
「1本のホームランでソロホーマーは打つわけですが、彼らの守備で2点、3点取られるわけです。だって鈍足のランナーが一塁から長駆ホームインしちゃうんです。そんなこと今まであり得なかった」と助っ人野手の守備に厳しい目を向けたのだ。
実際にこの日のゲームでも1点リードの2回、先頭のオスナに安打を許すと、続く浜田は左翼線への二塁打を放ち、左翼を守るウォーカーの送球間に一走・オスナが楽々と生還する場面があった。