顔はむくみ、輪郭が変わった!?コロナ禍で急増した悩み
管理栄養士・栄養教諭の資格を持つ野澤祥さん。実はエステティシャンとしても活動し、肌に悩みを抱える多くの方に施術されています。
コロナ禍、生活環境の変化により体重・体脂肪が増えた、体型が変わった、肩や腰の不調を訴える方も多いそう。さらに、顔のむくみ、輪郭が変わった気がするという声も。今回は、「顔のむくみ・輪郭」にフォーカスして話を聞きました。
塩分の摂取量を減らし排出力を高める
栄養の観点からすると、むくみは塩分の摂りすぎが影響しているといえます。味付けの濃い食事を控え、塩分の排出を助けるカリウムを摂取することです。
そして、マスク着用が長引き、人と会う機会が減ったことによる表情筋の衰えも、原因のひとつと考えられます。二重顎が気になる方は、舌が使えていない可能性があります。おしゃべりしたり、マッサージしたり、とにかく顔を動かすことを意識してください。
<カリウムを多く含む食品例>
ほうれん草、じゃがいも、アボカド、ニンジンなどの野菜類
バナナ、リンゴ、キウイなどの果物類
わかめ、あおさ、海苔などの海藻類
食生活の見直しと表情筋や舌を動かすこと、同時に取り組むことがポイントです。どちらか一方では、思っている効果を感じられないかもしれません。
継続して取り組むことで原因を根本から解消し、すっきりした顔を手に入れましょう。
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[文/構成:ココカラネクスト編集部]
野澤祥
管理栄養士・エステティシャン
学生時代、国家資格である管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。
都内のヘルスケアIT企業に就職後、食事指導のできるエステティシャンとして年間800人以上を担当し、5店舗を束ねる責任者となる。その後、「一層お客様に寄り添ったエステをしたい」という想いから独立し、QUALITASに参画する。
https://qualitas-conditioning.com/