大谷翔平、2年連続20号アーチの直後に、ネビン監督がまさかの退場「前の回のコールに不満が・・・」
大谷の今季20号アーチは、弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺さった。(C)Getty Images
ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平が7月23日(日本時間24日)、敵地でのブレーブス戦に「1番・DH」で先発出場。第1打席はファーストゴロ、第2打席はライト前に抜けるヒット、迎えた5回の第3打席に今季20号ホームランを放ち、2年連続の20本塁打を記録した。
【動画】「オオタニの20号はロケットだった」とMLB公式も絶賛!大谷翔平が放った打球速度110.2マイルの弾丸20号アーチをチェック!
右腕カイル・ライトと対峙した大谷は、カウント2-2から真ん中低めに投じられた87.7マイル(約141.1キロ)のチェンジアップを上手く捉え、弾丸ライナーでライトスタンドに突き刺した。打球速度は110.2マイル(177.3キロ)、飛距離361フィート(約110.0メートル)で角度22度という低空の強烈なライナーだった。日本人選手の2年連続20発は、松井秀喜(2004、05年と09、10年)以来2人目だ。
この弾丸アーチに米メディアも驚きを隠さない。MLBの公式が「オオタニの20号はロケットだった」と記せば、球団OBで解説者のマーク・クビサ氏も「3.4秒!スゴイ!ユニコーンは驚かせ続ける!」と絶賛した。
しかし、この本塁打の直後にアクシデントが発生する。それまでの審判団の判定にストレスを抱えていたフィル・ネビン監督代行が怒りの抗議で退場処分を受けたのだ。
4回のブレーブスの攻撃、2死三塁の場面で迎えたオースティン・ライリーの打席で問題のシーンは起きた。2-2から高めに投じられたストレートにバットが回ったように見えたが、一塁塁審は振っていないと判定。その直後に2ランホームランを打たれ、エンゼルスは1-7と点差を広げられた。
このシーンについて『MLB.com』のレット・ボリンジャー記者が、「フィル・ネヴィンが今季3度目の退場処分を受けた。前の回のオースティン・ライリーのチェックスイングのコールに不満があるようだった」と伝えたように、指揮官は試合の流れに影響を与えた厳しい判定に我慢がならなかったようだ。
試合は大谷のホームラン後は点数が動かず。2-7でエンゼルスが敗れている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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