夏バテ防止に役立つ!薬剤師が教える「コンビニ食の正しい活用法」
夏場は水分補給をしっかり行わないと熱中症などにも注意が必要です。また簡単な食事で済ませがちとあって、今回は身近なコンビニを活用しての栄養補給の方法を予防医学マイスターであり、予防医学士の坂田武士氏から教えてもらいました。
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Q:夏場はまず水分補給が大事といわれてますが
A:夏場は汗をいつもより多めにかくため、まずは喉が乾く前に水分補給を行うというのが第一のポイント。ただその汗と同時にビタミンやミネラルも体の外に出てしまっているので、水だけ飲むのでは根本的な解決にならないです。
Q:どのように水分補給をすれば良いでしょうか
A:ビタミン、ミネラルも同時に補えるような水分補給の方法がいいです。よく夏場にスポーツドリンクを飲む方も多いのですが、砂糖が多く入っているので血糖値も上がったり良くない面も。特に糖尿病の方には注意が必要です。スポーツドリンクを飲むとしても水で5倍から10倍ぐらいに薄めるとかをオススメしています。ほかにも「疲れているから」と夏場に栄養ドリンクや若者に人気のエナジードリンクなどもありますが、カフェインが多く入っているため、注意が必要です。
Q:有効な水分補給の方法とは
A:たとえばコンビニを活用するならば、お水を買う時に一緒に梅干しとか駄菓子コーナーにある昆布を買う。それらを水と一緒に摂ることでビタミン、ミネラルの補充にもなります。梅干しにはカリウムのむくみ解消やクエン酸の疲労回復効果も期待できます。