B1リーグ・三河、シェーファー、オクインの活躍光るもホーム3連勝を逃す
10月15日(土)・16日(日)シーホース三河は、京都ハンナリーズをスカイホール豊田に迎え対戦した。
1勝3敗どうしの対戦となった京都ハンナリーズとの試合、15日のGAME1は1Qでリードを許すも、2Qでは長野のスピード感あふれるプレーも光り、逆転に成功。その後はシーソーゲームが続くもガードナー、オクイン、西田らが大事なシュートを決め、74―69でホーム2連勝を飾った。
迎えた16日のGAME2、1Qはシェーファーのフリースローで先制するも、終盤に逆転を許す。2Qは再びシェーファーの3ポイントシュートで先制、リードを7点に広げ盛り返す。第3、4Qも一進一退の攻防が続くも、最後は京都に突き放されて63-76で終了。期待されたホーム3連勝はならなかった。
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―試合結果―
2022年10月15日(土)
三河 〇 74 – 69 ● 京都
(三河通算成績 2勝3敗)
1Q 三河 10–16 京都
シュートタッチに苦しみ、重い立ち上がりに
スターティング5は、#4細谷、#6オクイン、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー。
#19西田がミドルシュートで幸先良く得点するも、その後はシュートタッチに苦しみ、重い立ち上がりに。京都#1ユトフに3連続で得点されて4-10と先行される。
タイムアウトで悪い流れを切り、直後に#9ローレンス Ⅱがスティールからのワンマン速攻で流れを呼び込むも、京都に立て続けに3Pシュートを射抜かれてリードを広げられる。#9ローレンス Ⅱと#6オクインのコンビプレー、#9ローレンス Ⅱのミドルシュートで喰らいつき、10-16の6点ビハインドで1Qを終える。
2Q 三河 31–26 京都(三河 21–10 京都)
長野がチームに勢いを与え、逆転に成功
スタートは、#3柏木、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#18角野、#54ガードナー。
京都#31ディアロに先制点を許すも、#7長野が攻守にスピードあふれるプレーでチームを鼓舞し、ドライブで得点。オールコートでプレッシャーをかけてボールを奪い、それを#3柏木が沈めて2点差に追い上げる。アウトサイドシュートのタッチが改善しない我慢の時間をディフェンスで踏ん張り、#1中村のフリースローで1点差に迫る。
開始4分に#54ガードナーのパワーアタックのリバウンドを#9ローレンス Ⅱが押し込んで逆転。#7長野が素早いボールプッシュでオフェンスをテンポアップして#54ガードナーのバスケットカウント、フリースローの連続得点をお膳立てすると、スティールから#13ジャワトが走って、27-21と一気にリードを広げる。#1中村のミドルシュート、#13ジャワトのセカンドチャンスで加点し、5点リードでハーフタイムを迎える。
3Q 三河 54–47 京都(三河 23–21 京都)
細谷の3Pシュートで流れを渡さず、リードを拡大
スタートは、#4細谷、#9ローレンス Ⅱ、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
前半の勢いのまま#19西田のドライブ、#9ローレンス Ⅱのアリウープで35-26と抜け出す。京都も簡単には崩れず#1ユトフらの得点で追走されるが、素早いパスワークから#4細谷のコーナー3Pシュートを沈めて突き放す。
京都#1ユトフの3Pシュートなどで3点差に迫られるが、#54ガードナーのリバウンド、#4細谷の3Pシュートで主導権を渡さず、残り3分半に#9ローレンス Ⅱのフリースローで二桁リードを奪う。
京都#3水野の3Pシュート、#31ディアロのダンクで5点差に詰められるが、#32シェーファーが合わせのプレーで連続得点、#1中村のミドルシュートで再び二桁差をつける。終了間際に京都#9小澤に3Pシュートを決められ、7点リードで最終Qへ。
4Q 三河 74–69 京都(三河 20–22 京都)
攻守にオクインが存在感を発揮。勝負所で西田が3Pシュートを沈めて2連勝を飾る
スタートは、#1中村、#6オクイン、#7長野、#9ローレンス Ⅱ、#32シェーファー。
京都#9小澤の3Pシュート、#1ユトフのアタックで、開始1分半に54-52に追い上げられる。タイムアウトで流れを切るも、開始1分半に京都#3水野にフリースローを決められ、リードを吐き出してしまう。
シュートタッチに苦戦する中でもオフェンスリバウンドで粘り、#6オクインのミドルシュート、フリースローで逆転を許さない。どちらに転ぶかわからない拮抗した展開が続く中、#54ガードナーが連続得点。シュートタッチに苦しんでいた#19西田がここ一番で3Pシュートを決め切る。#1中村が3Pシュートで続くと、残り3分に#19西田のアタックのリバウンドを#6オクインがダンクで叩き込んでリードを9点に拡大する。
#11久保田をコートに戻して反撃に転じる京都の勢いを#6オクインは会心のブロックショットで跳ね返すと、リードを生かしてゲームをコントロールし74–69で勝ち切った。
シーホース三河 ヘッドコーチ 鈴木貴美一 試合後コメント
出だしは重い感じで、慎重に1本1本というように、1対1の“個”で頑張っている感じでなかなか点数が入りませんでした。
後半はしっかりチームでオープンでシュートを打つことができて、落ちてもしっかりリバウンドを取ることができました。
ミスはちょっと多かったんですが、良い形で攻めて、ディフェンスからリズムをつくることができて良かったと思います。
京都さんもメンバーがガラッと変わったなかで、ハードにやってくるいいチームなので、明日も油断せずしっかり頑張ります。